家族を突然亡くした場面で、「どの葬儀サービスに頼めばよいか」と迷う方も多いと思います。日本には大小さまざまな葬儀会社があり、よりそうお葬式は全国対応・低価格帯のプランを揃え、テレビCMでも広く知られています。利用者の口コミには「対応が丁寧だった」という声がある一方、「追加費用が想定外だった」「提携葬儀社の対応にばらつきがあった」という声も見受けられます。
国民生活センターの相談事例では、葬儀サービスに関するトラブルとして「見積もり額と実際の請求額の差」「オプション追加の不明確な説明」が繰り返し報告されています。よりそうお葬式に限らず、葬儀サービス全般に共通する注意点として把握しておくとよいでしょう。
この記事では、複数の口コミ情報源から整理した利用者の評価をもとに、よりそうお葬式のサービス内容・費用の考え方・利用前に確認しておきたい点を整理します。
よりそうお葬式とはどのようなサービスか
よりそうお葬式は、株式会社よりそうが運営する葬儀サービスです。全国約5,000か所の提携式場・提携葬儀社と連携し、主に電話やウェブ経由で申し込める仕組みを採用しています。直接自社スタッフが葬儀を執り行うのではなく、地域の提携葬儀社に手配を行う仲介型の運営形態です。この点は、申し込み前に把握しておくと後の混乱を防ぎやすくなります。
主なプランと費用の目安
よりそうお葬式では、葬儀の規模や希望に応じた複数のプランを用意しています。通夜・告別式を省いた火葬のみの「火葬式(直葬)プラン」から、家族中心の「家族葬プラン」まで段階的に選べる体系です。
| プラン名 | 概要 | 会員割引適用後の目安価格(税込) |
|---|---|---|
| 火葬式 直葬プラン | 通夜・告別式なし、火葬のみ | 83,600円〜 |
| 火葬式 面会プラン | お別れの時間を設けた火葬式 | 148,500円〜 |
| 火葬式 自宅安置プラン | ご自宅での安置を含む火葬式 | 163,900円〜 |
| 家族葬 一日プラン | 告別式のみ(通夜なし) | 297,000円〜 |
| 家族葬 二日プラン | 通夜・告別式の2日間 | 405,900円〜 |
上記の価格は、資料請求と事前アンケート記入などの条件を満たした場合の割引適用後の目安です。割引前の価格は各プランで異なります。最新の価格および含まれるサービスの詳細は、よりそうお葬式の公式サイトでご確認ください。
仲介型サービスという特性
よりそうお葬式は、電話・ウェブで受付後、地域の提携葬儀社に実務を依頼する形をとっています。そのため、実際に葬儀を担当するスタッフや式場の質は、地域ごとの提携葬儀社によって異なります。口コミの中には「よりそう本体の電話対応は丁寧だったが、来てくれた葬儀社の対応に差があった」という声も見られます。
24時間365日対応と全国展開
急な逝去の場合でも、深夜・早朝を問わず相談・受付が可能です。全国の広い範囲に対応しているため、「急いで手配が必要だった」という状況で選ばれることが多い傾向があります。ただし、地域によっては提携葬儀社が1社のみの場合もあり、その社が対応できない場合は対処に時間がかかることがある点も口コミに記録されています。
口コミに見るスタッフ対応と満足度
複数の口コミ情報源を確認すると、「スタッフの対応」に関する評価は比較的高い傾向があります。安心葬儀サイトに掲載された69件の口コミでは、5点満点中4.4という平均評価が記録されています。ここではポジティブな評価とネガティブな評価の両面を整理します。
評価が高かった点
多くの口コミで共通して挙げられていたのは、「初めての喪主でも一つひとつ丁寧に説明してもらえた」「深夜や急な依頼にも迅速に対応してくれた」という点です。特に突然の逝去で葬儀の知識がない状態で連絡したケースで、「安心感があった」という声が目立っていました。
費用面では「見積もり通りの金額だった」「予期しない追加請求がなかった」という評価も多く見られます。明朗会計であることが、選んだ理由の上位に挙がっていました。また、「よりそうお葬式を2回利用した」「次も利用したい」という声も複数あり、リピート利用者が一定数いることもわかります。
評価が低かった点・注意が必要な声
一方、みん評などの口コミサイトでは、否定的な経験も報告されています。主に挙げられていたのは以下のような内容です。「亡くなる時間帯によっては火葬場の予約が取れず、追加の安置費用が数万円かかった」「地域の提携葬儀社が1社のみで、その社が繁忙期に対応できなかった」「仲介会社であることが申し込み時まで明確でなかった」という声がありました。
・表示価格は割引適用後の金額であることが多い
・火葬場の空き状況によって安置延長費用が発生する場合がある
・実際の対応は地域の提携葬儀社に委ねられる
・地域によって提携社が1社のみの場合がある
Q&A:よりそうお葬式に関してよく寄せられる疑問
Q:事前に会員登録しておく意味はありますか?
A:資料請求と事前アンケートの提出が割引条件になっているプランがあります。緊急時に割引価格で利用したい場合は、事前の登録が条件となる場合があります。詳細はよりそうお葬式の公式サイトでご確認ください。
Q:よりそうお葬式に直接スタッフが来てくれますか?
A:よりそうお葬式は仲介サービスのため、実際に搬送・葬儀を担うのは地域の提携葬儀社のスタッフです。よりそうのコールセンターが段取りを調整し、地域の提携社が実務を行う形をとっています。
- スタッフ対応への高評価が多い一方、提携先によるばらつきも報告されている
- 急な逝去・深夜対応などの緊急場面で選ばれやすいサービス
- 費用の透明性に関しては割引条件の仕組みを事前に理解しておくことが大切
- 地域によって提携葬儀社の数や対応に差がある
費用と追加料金の考え方
葬儀サービスを選ぶ際に多くの方が気にするのが、実際にかかる総費用です。よりそうお葬式の場合、プランに含まれる内容と含まれない内容の区別を事前に理解しておくことが、後の「想定外」を防ぐ鍵になります。
プランに含まれるものと含まれないもの
よりそうお葬式の各プランには、搬送・安置・棺・火葬場への搬送といった基本的な項目が含まれています。一方、火葬場の使用料・お坊さんへのお布施・返礼品・料理・追加の生花などはプラン外となるケースが多く、これらは別途費用がかかります。口コミでは「基本プランは安かったが、オプションを加えると予算の3倍になった」という経験も記録されています。
安置延長と追加費用の仕組み
亡くなった時間帯や地域によっては、火葬場の予約が数日先になる場合があります。その間の遺体安置には1日あたり費用が発生する場合があり、よりそうお葬式では安置延長料が1日27,500円(税込)とされています。夏季や年末年始など、火葬場が混み合う時期は特に注意が必要です。この費用は予約状況という外部要因に左右されるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
・プランに含まれる項目を一覧で確認する
・火葬場の使用料がプランに含まれているか確認する
・安置延長が必要になった場合の1日あたり費用を確認する
・オプションのうち自分たちに必要なものを事前に絞り込む
他社との費用比較の目安
同規模のオンライン葬儀サービスと比較すると、家族葬(二日プラン)の価格帯ではよりそうお葬式が405,900円〜、小さなお葬式が495,000円〜、イオンのお葬式が476,300円〜とされています(各社割引適用後の目安価格)。ただし、プランに含まれる内容が各社で異なるため、価格のみでの単純比較はできません。同じ「家族葬」という名称でも含まれるサービスが異なる場合があるため、各社の公式サイトで内容の詳細をご確認ください。
- プランの表示価格は割引条件が適用されたものであることが多い
- 火葬場使用料・お布施・オプションはプラン外費用として発生する
- 安置延長が必要になった場合の追加費用は事前に想定しておくとよい
- 他社比較は価格だけでなくプランの内容で行うことが大切
利用前に確認したいポイント
よりそうお葬式を検討する際には、価格や口コミの評価に加えて、実際の申し込み・契約段階で確認しておきたい項目があります。消費者庁の案内では、葬儀サービスを選ぶ際に「契約前に見積もりの内訳を確認すること」「追加費用が発生する条件を把握すること」が重要とされています。
見積もりと契約内容の確認
申し込み前または直後に、見積書を必ず受け取り内容を確認することが大切です。「プランに含まれているもの」「別途費用になるもの」「オプションの一覧と価格」が明記されているかを確認します。口コミの中には「打ち合わせでオプションをすすめられ、結果的に当初の予算を大幅に超えた」という経験もあります。自分たちに必要なサービスを事前に整理しておくと、打ち合わせで迷いにくくなります。
地域の提携葬儀社の確認
仲介型サービスの特性上、実際に担当する提携葬儀社の対応が重要です。可能であれば、申し込み前に担当予定の提携葬儀社の情報(名称・対応実績など)を確認しておくとよいでしょう。地域によっては提携先が1社のみの場合もあるため、その社が急な依頼に対応できない場合の代替対応についても事前に確認しておくと安心です。
割引条件と資料請求の仕組み
よりそうお葬式のプランには、資料請求・事前アンケートの提出を条件とした割引が設定されています。この割引を適用するには申し込みの前日までに手続きを完了している必要があるため、緊急時には適用できない場合があります。割引条件の詳細については、よりそうお葬式の公式サイトの「料金・プラン」ページでご確認ください。
- 見積書の「含まれるもの・含まれないもの」の区別を必ず確認する
- 地域の提携葬儀社の対応状況を事前に把握しておく
- 割引条件は申し込み前日までの手続きが必要なものが多い
- 不明点は電話相談(24時間365日対応)で直接確認できる
トラブルが起きた場合の相談先
葬儀サービスを利用した後に費用や対応で疑問・不満が生じた場合、どこに相談できるかを把握しておくと、冷静に対処しやすくなります。国民生活センターの相談事例には、葬儀サービスに関するトラブルが継続的に寄せられており、相談窓口として機能しています。
まずはサービス事業者に問い合わせる
請求内容や対応に疑問がある場合は、まずよりそうお葬式のカスタマーサポートに問い合わせることが基本です。口コミの中には「葬儀後にスタッフに確認したら丁寧に対応してもらえた」という声もあります。問い合わせの際は、見積書・契約書・領収書など書面を手元に用意しておくと話が進みやすくなります。
消費者相談窓口の活用
事業者との話し合いで解決しない場合や、不当な追加請求に納得できない場合は、消費者庁や国民生活センターの相談窓口を利用できます。国民生活センターの「消費者ホットライン(188)」に電話すると、最寄りの消費生活センターにつながり、専門の相談員に状況を説明できます。消費者庁の公式サイトでも相談窓口の案内が掲載されています。
・国民生活センター 消費者ホットライン:188(最寄りの消費生活センターへ)
・消費者庁 公式サイト:www.caa.go.jp
・よりそうお葬式 サポート:0120-541-696(24時間365日)
記録を残しておくことの重要性
葬儀後は遺族として手続きが続き、書類整理が後回しになりがちです。トラブルが起きた際に対処しやすくするため、見積書・契約書・請求書・支払い明細を一か所にまとめて保管しておくとよいでしょう。口頭でのやりとりが重要だった場合は、日時・内容・担当者名を簡単にメモしておくと、後からの確認に役立ちます。
- 費用の疑問はまず事業者のサポート窓口に問い合わせる
- 解決しない場合は国民生活センター(188)や消費者庁に相談できる
- 見積書・契約書・請求書は葬儀後もまとめて保管しておく
- 口頭でのやりとりの内容は日時とともにメモしておくと安心
まとめ
よりそうお葬式は、低価格帯のプランと全国対応・24時間受付という特性から、急な逝去の場面でも利用しやすい選択肢の一つです。スタッフの対応への高評価は複数の口コミで確認できますが、仲介型サービスであるため地域の提携葬儀社の対応に差が出ること、割引条件の仕組みや追加費用の発生条件を事前に理解しておくことが重要です。
まず、よりそうお葬式の公式サイトで最新のプラン内容・割引条件・含まれるサービスの詳細を確認し、不明な点は電話相談(0120-541-696)で直接確認しておきましょう。可能であれば、事前に資料請求を行い、見積もりを取っておくと緊急時にも落ち着いて対応できます。
葬儀の準備は、いざというときに慌てないよう、普段から選択肢を整理しておくことが大切です。この記事が、あなたとご家族にとって納得できる葬儀の準備の一助になれば幸いです。
本記事の情報は公開時点のものです。葬儀・供養・終活に関する費用・法令・手続きは地域や時期により変わる場合があります。重要な判断をされる際は、厚生労働省・消費者庁・国民生活センターの公式サイトや、信頼できる専門業者・自治体の窓口でご確認ください。

